2017年02月09日

もう一つの事件・小野再び逮捕



小野の住居の近辺を警察犬を使って調べた結果、小野の自宅の裏庭から、腐敗した女性の頭部と切断に使ったと思われるノコギリが掘り出された。更に家の中を調べると、冷蔵庫から切り取られた女性陰部の肉片が発見された。

完全なる証拠が揃い、今度は否定は出来なかった。これまで小野を信じてきた支援団体たちは完全なる裏切りに合った。怒りの渦巻く中、全員が小野から離れていった。

殺されていた女性は41歳の女性で、家出をしていた最中に東京足立区内の公園で小野と知り合い、同居するようになったという。しかし一緒に暮らしてはいたが、家事をしないことを小野に責められた女性は小野と口ゲンカになった。

「口論になったので、バットで頭を殴ったら死にました。頭はノコギリで切断して、アソコの部分は刃物で切り取って・・。体は空き地で燃やしました。」

逃(のが)れようのない証拠を突きつけられて小野は自白した。かつて無罪を勝ち取ったヒーローは、一転して完全なる殺人犯として世間の注目を浴びることとなった。

この首なし焼死体と少女殺人未遂に関しては、平成10年3月27日、東京地裁で無期懲役の判決が出された。控訴するも翌年の2月に東京高裁で控訴が棄却され、無期懲役の判決が確定した。小野62歳の時である。

マスコミも小野の今回の殺人と、以前の冤罪事件での無罪判決を大きく取り上げ、
「以前の首都圏 女性連続殺人事件の犯人も小野だったのではないか?」「検察や裁判所は殺人鬼を世間に解(と)き放った。」などと各社は報道した。

日本の法律では確定判決がある場合、その事件をもう一度審理することは出来ない。首都圏 女性連続殺人事件(10件・被害者12人)に関しては、一件だけは真犯人逮捕、小野については冤罪だったという判決が出ている。

小野自身も「あれは絶対やってません。」と言っており、結局残りの事件は未解決のままとなっている。果たして首都圏女性連続殺人事件の犯人は本当に小野だったのか、あの時の判決は正しかったのか、真実を知るのは真犯人だけである。

全事件が小野であるか、何件かは別の犯人がいるのか、それが明らかにされることは今後もない。
posted by 一期一会 at 14:45| Comment(0) | 隠蔽工作 冤罪事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする